経営者は数値よりビジョンを語れ
経営者が語るのは、目先の数値目標だけでよいのでしょうか。もちろん経営には数値管理が必要不可欠です。しかし、社員が本当に動くのは「売上をいくら伸ばすか」ではなく、「なぜそれを目指すのか」「その先に何があるのか」といったビジョンの力です。
数値だけを伝えられても、多くの社員にとっては他人事のように聞こえてしまいます。心が動かないから行動が変わらない。逆に、経営者が未来を描き、そこに社員を巻き込もうとする言葉をを語れば、組織にエネルギーが生れます。
ビジョンとは、経営者の覚悟であり、組織の進むべき方向そのもの。社員が「この会社についていきたい」と思えるかどうかは、経営者の言葉にかかっています。数字は後からついてくる。経営者はもっと夢を語っていいのです。