「自ら動く力を鍛える!成長する部下の育て方」開催/ひたちなかテクノセンター

管理職向けオープンセミナー「自ら動く力を鍛える 成長する部下の育て方」を開催しました。
当日は11名の管理職の方々にご参加いただきました。皆さま、誠にありがとうございました。

本セミナーは以下の2部構成で実施いたしました。

理論編:自律的な行動の促進方法
自律的な行動がなぜ起こらないのか、社員のマインドの状態に焦点をあてながら、
自律的行動の背景にある心理的メカニズムを整理しました。

実践編:自律を促すスキルの習得
ケーススタディやロールプレイを通じて、リーダーが部下の「内面」に働きかけるための
コミュニケーション技法を体得していただきました。

自律的に動けない社員に対して「やる気がない」と捉えるのは表層的な理解にとどまります。
実は、心理的なブロックがかかっているケースが非常に多いのです。

たとえば「失敗したらどうしよう」という過去の経験からくる不安

「どうせ言っても変わらない」という諦め

「評価されない」という無力感

これらは本人にも自覚のないまま、行動を止めてしまう“見えない鎖”となります。

リーダーに求められるのは、こうした内面に寄り添い、問いかけ、聴くこと。
そして、丁寧にブロックの正体を一緒に見つけ、外す手助けをすることです。

自律的に動ける部下を育てるには、スキルだけでなく関係の質が問われます。
リーダーが信頼と安心の土壌をつくり、内面からの変化を促すこと。
それが、組織の未来を形づくる第一歩になる

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