内向き思考が組織を弱らせる瞬間
「やったことがないから難しい」
「コストがかかるから今回は見送ろう」
こんな言葉が繰り返されるようになったら、組織は内向きになっているサインです。
市場の変化よりも、社内の事情。
顧客の声よりも、「今の体制では難しい」が優先される。
やったことがないことはリスクではなく、伸びしろのはず。
それを封じ込めてしまえば、成長の芽も摘んでしまいます。
「まずやってみよう」が出ない組織。
失敗よりも、動かないことが当たり前になっていく。
やがて問いも消えます。
「これでいいのか?」ではなく、「これしかない」が常識になる。
そんな現状維持の積み重ねが、じわじわと競争力を奪っていくのです。