挨拶から始まる組織のコミュニケーション
今日は、組織における「挨拶」の大切さについて、少しお話ししたいと思います。
みなさんの職場では、朝の「おはようございます」や、帰り際の「おつかれさまでした」が自然に交わされていますか?
一見、当たり前のようでいて、実はこの「挨拶」がほとんど聞こえない職場も少なくありません。そうした組織では、日常的なコミュニケーションが乏しく、静まり返った空気が流れています。
このような状態では、メンバーが自発的に発信したり、意見を交わしたりする風土が育ちにくくなります。
結果として、組織は「現状維持型」、あるいは「業務遂行型」に傾きがちです。
つまり、「言われたことはやるけれど、それ以上のことはしない」状態ですね。
問題は、こうした組織は、危機的な状況に直面して初めて「変わらなければ」と気づくのですが、
そのときには既に変わる力が残っていないことも多いのです。
そうなると、残るのは衰退の道…。
だからこそ、日常のちょっとした一言、「挨拶」から始めることが大切なのです。
自分から声をかける。相手の存在を認める。たったそれだけでも、空気は変わります。小さなきっかけが、やがて大きな変化につながっていくかもしれません。
「うちの組織、ちょっと静かすぎるかも」と思った方。
まずは、明日の朝、自分から「おはようございます」と声をかけてみませんか?